ファーストピアスを開ける時のピアッシング法はいくつかありますが、セルフで開けるのは怖いという人も少なくないでしょう。
ピアス専門のピアススタジオが近くにあれば確実にきれいに開けてもらえるでしょうが
近くにない!というかたにおすすめなのが
病院で開けてもらうというもの。
しかし、病院で開けるにも知識がないとどうやって開けるのかと不安になりますよね。
今回は病院でピアッシングするときの予備知識として値段やおすすめの病院の科目、選べるデザイン・持ち込みは可能なのかなどをまとめました。
是非、最後まで読んで参考にしてください!
目次
どの科目の病院で開けるのがおすすめ?
病院で開けるにもどこの科目で開けたらいいのかわからないですよね。
ですが普段通院している身近な病院でも開けてくれるところは意外と多いんですよ。
しかし、科目によってのおすすめ度はあるのでわかりやすく3つほど紹介します。
おすすめ:美容クリニック
美容形成外科や美容外科という病院もありますが、主に美容に特化した皮膚科という認識で捉えてください。
例えば、簡単な二重の整形なんかで通ったことがある方もいるのではないでしょうか。
美容クリニックであれば、アフターケアもばっちりですし、自分で開けてしまったホールの修正や治療を行うことも可能です。
美容に気を遣う科目の病院なのでその点は安心できるでしょう。
皮膚科
皮膚科でも開けてもらうことが可能です。
皮膚を扱う科目なので失敗するリスクも少ないですし、美容クリニックはないけど皮膚科なら近くにあるという方もいるでしょう。
美容クリニックよりはアフターケアは劣るかもしれませんが、セルフで開けるよりも確実で患部への負担は少ないので選択肢にいれても問題ないです。
内科で対応してる病院も
病院によりますが、よく行く内科でもピアッシングしてくれるところもあります。
ホームページで確認するか、直接確認してみるといいでしょう。
かかりつけの信頼できる医師がいるのであれば、対応しているならその人にお願いしたい!そんな方にはおすすめですが
専門の科目ではないので、口コミなどもしっかり確認して検討してください。
病院で開ける時の値段
ピアッシング自体、医療行為に値するので病院で開けるのが確実ですが、一番気になるのが開ける時の値段だと思います。
実際どのくらいの費用があればいいのか、大まかではありますがまとめてみました。
開ける箇所による費用
- 耳たぶ⇒4000~5000円(両耳)
- 軟骨⇒2000~3000円(1か所)
- トラガス⇒4000~7000円(1か所)
- へそ⇒7000~15000円
病院によるのであくまで目安です。
ピアス素材もアレルギー対応のチタン製だとステンレス製より少し高くなったりします。
耳たぶは比較的安く済ませることができますが、軟骨など固い部位になってくると更に値段が上がってしまうんですね。
特に開けることが難しい箇所になるほどかかりますし、局部麻酔が必須になってきます。
そもそもピアッシングは自由診療になるので保険適応外になってしまうのです。
持ち込みをすることで1000円ほど安くなることもありますが、全てを病院で済ませる場合は5000円以上かかることを意識しましょう。
もちろんセルフでピアッサーで開ける方が安く済みますが、その分アフターケアがあるわけでもなく綺麗にできる保障もないので
開けることに不安があるなら病院で開けることが一番の近道だと思います。
病院で開ける際のファーストピアスのデザイン
病院でピアッシングする際、使う器具は主にピアスガンと呼ばれる銃のような形をしたものを使用します。
わかりやすい形状としてはグルーガンをごつくした感じ、でしょうか。
ピアスガンはスタッド(ファーストピアス)を付け替えることができるので、市販のピアッサーと違い何度でも使用できる器具です。
皮膚科や美容外科であれば特に多用されていると思います。
なので、大半は病院で開ける時にファーストピアスのデザインを選ぶことができます。
もちろん病院によりますが、大体置いてある種類を簡単に説明いたします。
医療用ステンレス製
置いてある中で一番多いのが医療用のステンレス製ピアスです。
サージカルステンレスとも呼ばれます。
値段も一番安く済みますし、医療用なので通常のステンレスだと出てしまう金属アレルギーにも対応しています。
デザインとしては市販のピアッサーに付属しているようなシンプルなジュエリーが付いたものをよく見かけます。
カラーも豊富なので好きな色のファーストピアスを選ぶことができますね。
また、シルバーかゴールドが主流ですがボールタイプや星の形をしたシンプルなデザインのものを置いている病院もありますよ。
医療用純チタン製
純チタン製もよく見かけます。
病院によっては医療用ステンレスよりも値段が少し高いところもあります。
純チタン製は金属反応が出にくく、アレルギー対策がしっかりされています。
純チタン製も同じくカラフルなジュエリーが付いたデザインが多い印象です。
しかし、サージカルステンレス製に比べると種類は少ないので純チタン製のファーストピアスがあるか確認したほうが良さそうです。
医療用プラスチック製
置いている病院は限られてしまいますが、プラスチック製や医療用の透明樹脂製のピアスを装着できるところも。
最初から透明のピアスなら目立たずにつけることができるので、可能であれば検討するのもよいでしょう。
病院へファーストピアスの持ち込みは可能!
「持ち込みをしたら安くなるって聞いたんだけど…」
ファーストピアスを自分で持って行きそれを装着してもらうことはできるのでしょうか?
結論から言うと、持ち込みは大体可能です。
大体、と曖昧なのは病院によってできない場所もあるからです。
ファーストピアスの持ち込みを許可している病院は、通常のピアッシング料金に比べて
1000円前後安くなることがあります。
病院で用意するファーストピアスの値段を差し引いた分、ということでしょうか。
しかし、持っていくファーストピアスは何もかも自由というわけではありません!
ピアスガンで装着する際の注意
大体の病院ではピアスガンを使用しますが、開け方自体はピアッサーと似たものです。
何度も装填できるのでよく使われていますが、そのためかピアスガンに合った滅菌済みのファーストピアスも存在します。
病院で用意されているものは滅菌されているものなので、逆にいうとそちらの方が安心だったりします。
ファーストピアスは病院で選ぶ形になることを想定したほうがいいでしょう。
ピアッサーを持ち込んで開ける場合
耳たぶだけ、などの制約はありますがピアッサー自体を持ち込みするのであれば
自分の好きなデザインのピアッサーを選ぶことができます。
ピアッサー自体も色々な種類がありますが、やはり純チタン製など金属アレルギー対応がされているピアスをおすすめします。
用意されているピアスの中に純チタン製がない場合も、持ち込んだ方が安心ですね。
また、病院と提携しているピアッサーであれば無料でピアッシングしてくれることも。
JPS社の製品であれば、付属のマニュアルと共に全国提携病院への紹介状が付いてます。
近くに提携している病院があればぜひ検討してみてください。
医療用ニードルを用いる場合
美容外科やピアススタジオなどで使用されることがあるのが医療用のニードル。
ニードルは医療器具なので、最近では自力で手に入れることが難しいのですが、以前はセルフピアッシングの選択肢にもよく入っていたので知ってる方もいるのではないでしょうか。
ニードルは細い針を通して穴をあけるピアッシング方法になります。
ピアッサーのように押し込むのではなく、注射針のように刺すのでピアッサーと比較すると綺麗なピアスホールができます。
ニードルを使用するときはファーストピアスを後付けすることになるので、ピアス自体の持ち込みが可能なことがあります。
しかし、形状の問題でファーストピアスに向いてないと装着が難しくなってしまいます。
ストレートタイプのボディピアスやへそに開けるなら専用のピアスを用意しましょう。
まとめ
今回は病院で開ける際の知識や注意点をご紹介しました。
セルフで開けるには勇気がない、なんて時でも病院なら安心ですよね。
少しでも理解を深めて、安定したファーストピアスの期間を過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。