折角開けたピアスはできるだけ
しっかりホールを安定させて
綺麗な状態を維持したいですよね。
これから長年付き合っていくピアスホール。
ファーストピアスの段階から
丁寧な処置をすることが
とても大事なことになります。
失敗しないようにするには
今後どうケアしていけばいいのか
今回はファーストピアスを
装着している時にできる
消毒やケアの方法をご紹介します。
目次
ファーストピアスは消毒より洗浄が大事
ファーストピアスを装着しているときは
ピアスホールを安定させるための
非常に大事な時期。
ここでケアを怠ってしまうと
今後のピアス人生に大きな傷を
残すことになります。
では、どうやってケアしていくのが
正解なのでしょうか。
基本的な洗浄の方法
基本的にファーストピアスは
装着したまま処置をしていきます。
消毒を行う際もまずは
清潔にしておくことが前提になります。
これはファーストピアスはもちろん
セカンドピアス以降も必須です。
洗浄をしっかりしておくだけでも
化膿のリスクが低くなり
消毒しなくても安定していきます。
まずは、洗浄の方法をおさらいしましょう。
汚れた手で洗浄するのは
細菌をさらに付けてしまいかねません。
入浴時に一緒にやってしまうと
効率よく洗浄できるかと思います。
泡を乗せるように洗う
この時使う石鹸は普段使っている
ボディーソープや洗顔料で大丈夫。
指がピアスに触れないように
しっかり泡立ててから乗せるように
泡だけで洗いましょう。
シャワーで優しく流す
流すときは刺激を与えないように
優しく洗い流しましょう。
洗い残しがあると逆に
雑菌が繁殖してしまうので
泡が残らないようにしましょう。
しっかり乾かす
最後にきちんと水気を取りましょう。
怠るとこれも雑菌の原因になります。
冷風のドライヤーを当てて
水気を飛ばすのもアリです。
一連の流れは以上です。
とにかく傷を広げないように
清潔を保つことが重要です。
消毒液を使うときは注意が必要
以前は傷を治すために
消毒することが有効とされていました。
しかし、最近では消毒よりも
日々の洗浄を丁寧に行う方が
よいとされています。
消毒することが悪いことではありませんが
やりすぎてしまうと殺菌効果が高すぎる故に
良い菌や正常な細胞まで壊しかねないのです。
却って炎症を起こす可能性もあるので
トラブルが起きそうなとき等に
留めるのがよいかもしれません。
「それでも不安だし自分は消毒したい!」
そんな方に向けて、消毒するときの
やり方や注意点をまとめました。
- 消毒は多くても1日1回まで
- 乾いた状態で消毒を行う
- 手指も清潔な状態を心がける
- 市販の消毒液を使う際は
ファーストピアスにつける
もしくは綿棒で優しく
ホール周りに塗布する - ホールには直接消毒液を塗らない
- 皮膚炎や湿疹が起きている時は
きちんと病院で診てもらう
上記に気を付けながら
適度に消毒するとよいでしょう。
市販の消毒液を塗布するとき
ホールにまでつけてしまうと
刺激が強すぎてしまいます。
かえって炎症を起こしかねないので
注意が必要です。
できるだけノンアルコールのものを
選ぶとトラブルを抑えることができます。
ピアスホールにも使える
専用スプレーもあります。
ピアッサーも多数出ているメーカーなので
安心して使用できますね。
また、最近ではアルコールフリーの
消毒ジェルなどを既に持っている方も
多いんじゃないでしょうか。
手指につかうものですが
実はピアスホールの消毒にも
使うことができます。
既に手持ちのものでできるのであれば
まずは試してみるのもよいでしょう。
消毒時は専用ジェルを使うのがおすすめ!
ファーストピアスの消毒をする際
一番おすすめなのが
専用の消毒ジェルを使用することです!
このようなジェルタイプであれば
液だれすることもなく
しっかり消毒することができます!
流すタイプなので、入浴時などの
洗浄時に一緒にすると効率がいいです。
- 洗浄後にジェルを塗布する
- そのまま洗髪などして
時間を置く - シャワーで一緒に流す
これだけで消毒完了します。
お手軽に消毒できるので
ぜひ試してみてください。
軟膏などの抗生物質は使用してもいい?
ニードルで開けるときや
消毒目的で使用している方も
少なくありません。
しかし、日々の消毒には
実は向いていないのです。
軟膏を使用しても大丈夫ですが
これも注意が必要です。
- 抗生物質入りは炎症を抑える時に
- 効果が強いものは使用を控える
- 厚めに塗りすぎない
軟膏はベトつきやすく
不純物が付着したりして
不潔を招くことがあります。
また、厚めに塗っても効果は
よくなりません。
あくまで炎症や化膿を抑えるための
補助としての使用に留めましょう。
ドルマイシン軟膏は
コリスチン硫酸塩、バシトラシンという
二つの抗生物質が入っています。
化膿性の皮膚疾患に効果があるので
このような軟膏をおすすめします。
トラブル処置にはホットソーク
清潔を保っていても
引っ掛けたりしてしまって
炎症を起こすこともあります。
肉芽や炎症を起こしてしまい
まずは自宅で処置できないか
そんな時に試してほしいのが
ホットソークです。
ホットソークとは塩を溶かした温水に
患部を浸して自己治癒力を手助けする
民間療法です。
ファーストピアスを装着しながらでも
天然塩があれば簡単にできますよ。
ただし、塩水に浸すので
ファッションピアスには向きません。
チタン製やサージカルステンレス製の
ピアスであれば問題ないでしょう。
- 耳を浸せる大きさの容器に
人肌程度のお湯をいれる - 天然塩を小さじ4分の1程度混ぜる
- 温度を保ちながら患部を15分程浸す
- シャワーで流す
容器は清潔なものであれば
なんでも大丈夫。
容器がなければ
塩水を浸したガーゼを
当てるのもアリです。
お湯は38~40℃程の
人肌の温度を保ってください。
お湯が冷めてきたときは改めて
塩水を作って浸しましょう。
この時使用する塩は
食塩などの精製塩ではなく
ミネラルが豊富な天然塩を
おすすめします。
1日1回を1週間ほど続けてみると
次第に改善されていきます。
治まらない場合や既にひどい状態に
なってしまっている時は
無理をせず病院で診てもらいましょう。
まとめ
いかかでしたか?
ファーストピアスの段階で
適切なケアをすることによって
今後のピアス人生が大きく変わっていきます。
折角開けたピアスを
台無しにしないためにも
清潔を保って適度な処置を
心がけていきましょう!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。