入学式や卒業式で、胸元にコサージュを付けますよね。
しかし、最近では「コサージュはダサい」などと言った声も多くみられます。
今回は、本当にコサージュはダサいのか、また付けなくても良いのかなどコサージュに関する疑問にお答えしていきます。
目次
コサージュはダサいの？
結論から言うと、コサージュを付けること自体がダサいのではなく、付け方やコサージュの種類によってダサく見えてしまうことがあります。
そこで、コサージュがダサく見えてしまう原因をご紹介していきます。
コサージュを付ける位置
コサージュは、左側の鎖骨あたりに付けるのが一般的です。
人の視線は右側（自分から見て左側）に向けられることが多いため、左側に付けることによって目に留まりやすくなります。
また、鎖骨あたりに付けるのが一番きれいに、そして大人っぽく見えるとされています。
逆に、コサージュを下の方に付けると幼い印象を与えてしまい、不慣れ感が出てしまうので、ダサく見えてしまうことがあります。
襟付きのジャケットにコサージュを付ける場合は、襟とのバランスを良くみて付けると良いでしょう。
コサージュ付ける際には、位置や高さ、襟とのバランスを意識してみてください。
コサージュの素材
コサージュは主に、布製のものや、生花、ドライフラワーで作られたもの、造花のものがあります。
布製のコサージュと造花のコサージュは、扱いやすく、また手軽に手に入るためこの2つを選ぶ方が多いのではないでしょうか。
ここで要注意なのが、造花のコサージュの素材です。
あまりに安価なものや、安っぽい生地で作られたものは上品さや華やかさに欠け、ダサく見える可能性が高いです。
コサージュは出番の少ないアクセサリーではありますが、造花のコサージュを選ぶ際には素材を重視して選んでください。
コサージュの大きさ
大きいコサージュだとより華やかに見えそうですが、大きすぎてもダサく見えてしまうことがあります。
具体的には、5ｃｍから8ｃｍ程度の大きさがきれいに見えるとされています。
特に入学式や卒業式は、主役は子供たちですので、大きすぎないコサージュで控え目に華やかさを出すのが望ましいでしょう。
コサージュのOKデザイン・NGデザイン
コサージュのダサく見えてしまう付け方や生地などをご紹介しましたが、併せて、入学式や卒業式にふさわしいデザイン、ふさわしくないデザインをご紹介します。
OKデザイン
入学式や卒業式は、おめでたい行事であり、また春に行われるものであるため、パステルカラーなどの明るめで春らしい色味が望ましいでしょう。
また、先ほどご紹介した通り、コサージュの主な素材として布、生花、ドライフラワー、造花があります。
布製のコサージュを選ぶ場合は、シフォン生地、サテン、オーガンジーなどが好ましいです。
これらの素材は、華やかさも出しつつ、柔らかさも兼ね備えているので春のお祝い事にはピッタリです。
ポチップ
NGデザイン
黒やグレーなどは暗めの印象になってしまいます。
春のお祝い行事ですので、暗めのものは避けるのが良いでしょう。
素材に関しては、近年、普段使い用にデニム生地などのコサージュが見られますが、カジュアルすぎるものはフォーマルな場面にはふさわしくありません。
また、ニットやベルベットなどは冬っぽいため、春の行事には不向きです。
ファーや革は、お祝いの場ではマナー違反とされているので選ばないようにしてください。
コサージュを付けないのはあり？
フォーマルな場面では、コサージュは付けるものという印象がある方も多いかと思いますが、実は絶対にコサージュを付けなければいけないという決まりはありません。
したがって、入学式や卒業式でコサージュを付けなくても問題はありません。
しかし、コサージュには、喜びやお祝いの気持ちを表す役割があります。
コサージュ一つでかなり華やかさがプラスされますし、装いでもお祝いの気持ちを伝えたいという方はぜひ付けてくださいね。
コサージュを他のもので代用できる？
やはりコサージュはどうしてもおばさんぽい印象がある、コサージュは使う機会が少ないからわざわざ買うのももったいないという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
先ほども言った通り、コサージュを絶対に付けなければいけない決まりはないため、他のアクセサリーで代用することも可能です。
そんなコサージュの代わりになるアクセサリーをご紹介します。
ブローチ
ブローチもコサージュと同様に、胸元に付けるアクセサリーです。
ブローチは普段着やスカーフ、カバンなどにも付けることが出来るため、かなり普段使いしやすいです。
したがって、実用性も考えてコサージュの代わりにブローチを購入するというのも全然ありです！
フォーマルな場面で使用する際は、シルバー系の土台で、パールなどがあしらわれたシンプルで小さ目なデザインのものを選びましょう。
ポチップ
パールネックレス
ネックレスは、コサージュと同じように顔周りを明るく華やかに見せてくれます。
パールは古くからお守りやパワーストーンとしても親しまれているため、人生の節目に当たる行事にはピッタリでしょう。
また、パールネックレスは冠婚葬祭でも使われるほか、普段着にも十分合わせやすいアクセサリーです。
一つ持っておくとかなり便利です！
ポチップ
イヤリング・ピアス
イヤリングやピアスなどのイヤーアクセサリーも、顔周りを明るく華やかに見せてくれます。
ネックレスと一緒に使う際は、ネックレスと同じデザインのものや、同じような色味のもので統一感を出すと良いでしょう。
あまりに大きすぎたり、派手すぎるものは避けてください。
また、パールネックレス同様、パールのイヤーアクセサリーもフォーマルな場面からカジュアル場面で幅広く活躍するので、一つ持っておくと便利です！
ポチップ
ブレスレット
ブレスレットは、顔周りに付けるアクセサリーよりは目立ちにくいですが、その分控え目でさりげなく華やかさを演出することが出来ます。
自分の装いは控え目にして、主役を際立たせたいという方にはブレスレットがオススメです。
ポチップ
まとめ
今回は、コサージュはダサいのかという疑問をもとに、コサージュの付け方や選び方などをご紹介しました。
コサージュを付けなくても問題ありませんし、他のアクセサリーで代用することも可能です。
ご自身の好みや洋服のスタイルなどに合わせてフォーマルアクセサリーを選んでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
