フックピアスというものをご存じですか?
ピアスにはいろんな種類があります。
素材や太さだけでなく、形状も様々なものがたくさん存在します。
その中でも今回取り上げるのはフックピアスと呼ばれるもの。
買ってみたものの、うまく付けられないというかたも意外と多いのではないでしょうか。
この記事ではフックピアスをうまく装着するコツやキャッチについての疑問について、いくつかご紹介します。
是非、参考にしてみてください。
目次
フックピアスとは
フックピアスというのは、ピアスの穴に釣り針状になっている軸を通すタイプです。
飾りも揺れるものが多いのでさりげない存在感を出しつつ、繊細なデザインが多い印象です。
軸が長く、穴に引っ掛けるだけなので手軽に使えて、しかも落下しづらいので失くす心配もほとんどありません。
よく普通のピアスだと落としてしまう…というかたには特におすすめしたい種類です。
フックピアスはメンズ・レディース問わずおすすめ!
フックピアスというと、華奢なデザインが多いからかレディースに向いていると思いがちでしょう。
しかし、意外にもメンズスタイルに向いたデザインもたくさんあるんです。
例えばシンプルなシルバーアクセサリーであれば性別に問わず付けることができます。
ストーンが付いているものだとどうしても女性感が出てしまいますが、シルバーのみのデザインであればレディースっぽさをおさえることができますよ。
フックピアスの付け方
いつから装着可能?
ピアッシングしたとき、通常はファーストピアス⇒(セカンドピアス)⇒ホールの完成という流れでピアスホールが出来上がります。
ここまでの期間は半年~1年程。部位や体質によってはもっとかかりますが、ロブ(耳たぶ)であれば大体1年あれば十分でしょう。
この期間からフープピアスを付けたい!というかたも少なくないでしょう。
ファーストピアスを我慢してセカンドピアスとして使おうかな、と考えているのであれば
すぐにやめてください!!
フックピアスの性質上、揺れによる重力で負担がかかり、下に引っ張られて大きさや飾りの形状によっては裂けてしまったり引っかかってしまいます。
また、フックピアスは先端がとがっていてできたばかりのホールだと傷がつきやすく化膿の原因になります。
セカンドピアスに変える時も、ファーストピアスのようなストレートタイプの長すぎないものを選ぶようにしましょう。
なので、フックピアスを付けてもいいタイミングとしてはセカンドピアス期間も過ぎて綺麗なホールが完成した状態、ピアッシングから1年後を目安にすると安心ですね。
付け方のコツ
フックピアスは細いので簡単に装着することができますが、形状次第ではうまく通らない!ということも起こりがちです。
フックピアスの先端は曲がった後に真っすぐになっているため、急に向きが変わってしまうからです。
そんなかたに、フックピアスの付け方のコツをご紹介します!
- ホールの出口(耳たぶの裏側)を指で押さえる
- フックピアスの先端を差し込む
- 出口まで出てきたら、Uの形に沿ってゆっくり通していく
試したところ、おさえる指はホール側の手の親指が個人的にやりやすいと感じました。
出口に先端が出てくるまでは普通のピアスを入れるのと大差ありませんが、その後はUの真ん中の位置を前にしてゆっくり通すと入りやすい印象でした。
持つときはUの真ん中を摘まむと楽かもしれません。
それでもコツがつかめず通りにくいな、という場合は以下を確認しながら付け方を試してみましょう。
- ホールはきちんと安定している?
⇒汁や膿が出てきたら外しましょう - 引っかかって通らない!
⇒ワセリンなどで潤滑させましょう - ホールが細すぎて入らない!
⇒少し太めのピアスで慣らしましょう
無理をしていれる必要はありませんが、どうしても気に入ったデザインでフックピアスを付けたい!というのであれば是非試してみてください。
16G程度の大きさのホールであれば、大体のフックピアスははいってくれますよ。
フックピアスにキャッチは必要?
フックピアスはホールに引っ掛けるだけで簡単に付けることができます。
しかしその形状のためか、キャッチが付いていないものも多くあります。
フックピアスのように後ろが外れにくい形状であればキャッチが絶対必要!ということではないのです。
ですが、中にはキャッチがないと不安だったり、ものによっては落としてしまう場合もゼロではありません。
私の持っているフックピアスも、キャッチが付いているものがありました。
長い軸に合わせた樹脂のラバー状のキャップタイプが多いです。
量が多いものを買っておくと使い捨てができるので衛生面でもおすすめ。
フックピアスだけでなく、形状によっては通常のピアスから同じく揺れるタイプのアメリカンピアスにも使えます。
また、スライドボールを使うという技も!
スライドボールとは、アクセサリーなどでビーズを固定するために使うパーツなのですが、中がシリコンになっているためきちんと押さえてくれます。
一番小さい3mm程度のものであれば耳の裏に隠れるので、樹脂のキャップだとださい、大きすぎると感じる方に一度試していただきたいです。
アクセサリーパーツを取り扱っている手芸店などでも手に入るようなので、見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
フックピアスはかわいいデザインが多く、私も一時期愛用していました。
キャッチを落とす心配も少なく、どの場面でも付けやすいのが気に入っていました。
ご覧のみなさまにも素敵なフックピアスの魅力をお伝えできたでしょうか。
今回の記事を参考にして楽しいピアスライフを送ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。