ニードルの使い回しや再利用はできる?複数回使う際の注意点は?

ニードルは使い回しや再利用しても大丈夫なの?

複数回使う時に気をつけたい注意点ってあるの?

ニードルを使ってピアスホールを開ける方の中には、一度に複数箇所開ける方もおられるでしょう。

一度の利用で捨てるのがもったいなく感じる方も多いと思います。

そんな方のために、今回はニードルを使い回して使うとどうなるのか解説していきます!

ニードルの使い回しは危険

ニードルの使い回しが危険と伝える人

ニードルは、ピアスホール一つ開けたら使い捨てるのを前提としています。

そのため、自分のピアスホールを開けたニードルでも、使い回して使うのはやめましょう。

未開封のニードルは消毒された状態で個包装されていますが、一度使ってしまうと穴を開けた際に菌が付着してしまいます。

ピアスの穴を開けた状態は、傷をつけているのと同じ状態です。

そう考えれば、ピアスホールの傷口部分に細菌が発生する状況が想像できるでしょう。

注意!

両耳に開ける際は、片耳ずつ未使用のニードルで開けましょう!

他人との使い回しはピアスができない危険性も!

友達と一緒にピアスを開ける人も多いですが、間違っても友達同士で一つのニードルを使い回し合うのは辞めましょう。

人によっては、正しくピアスを開けても膿んで腫れ上がり、ピアスホールが定着しない人がいます。

使い回して使うと、その危険性が高まります。

自分の体に一度刺したニードルでも危険なので、友達でも他人の使ったニードルはとても危険です。

楽しくピアスを付けたいのならば、使い回しはやめましょう。

ニードルは再利用できる?

ニードルの再利用を考える人

昔使ったままのニードルを再利用しようと考える人もいるでしょう。

しかし、ニードルは使い回して使うのが危険なため、もちろん再利用もできません!

ニードルを何度も使ってしまうと、どんどん切れ味が悪くなってしまいます。

一回目は綺麗に貫通できても、再利用すると切れ味が悪くてニードルが貫通しきらない可能性が高いです。

再利用のデメリット
  • ピアスホールが開き切らない
  • 肌に負担がかかる
  • ねじこまなければならない

綺麗に開けられないと、傷口が広がり痛みを伴います。

ピアスをする際も、綺麗にシャフトが通らないかもしれません。

ニードルを複数回使う際の注意点

ニードルの使い回し時のポイント

基本的にニードルの複数回の使用はおすすめできませんが、2回までならば使い回している方もいます。

ただし、一度使ってから何日もおいている場合は、雑菌が繁殖している可能性が高いので辞めましょう。

連続で開ける時のみ、以下の注意点を守って行ってみてください。

注意点!
  1. 必ず熱消毒する
  2. 刺す場所とニードルの両方を消毒する
  3. 1回目よりも勢いよく刺す
  4. ピアスホールが安定するまで消毒をする

まとめ

ニードルを使い回して使うのは、とても危険な行為です。

どうしても複数回使いたい場合は、今回紹介した注意点を守ってくださいね。

ニードルは複数個入ったセット販売しているのがほとんどなので、複数ピアスホールを開ける場合でも必ず一本一本新しいものを使いましょう。

一度の利用で捨てるのは、もったいなく感じられるかもしれませんが、安全にピアスホールを開けるためです。

再利用してトラブルを起こさないためにも、安全に使いたいですね。