ピアス穴を塞ぐ方法!閉じるときの跡は手術しないと消えない?

「就職やバイトのためにピアス穴を塞ぎたい」
「ピアス穴の位置を変えたい」

このように様々な理由で、ピアス穴を塞がないといけない場合がありますよね。

一度開けたピアス穴は塞ぐことができますが、方法を誤ると綺麗に塞ぐことができなかったり、トラブルに発展する可能性があります。

そこで、この記事では、ピアス穴を塞ぐ方法や、閉じた後のよくある疑問などをご紹介していきます。

ご自身に合った適切な方法で、ピアス穴を綺麗に塞いでいきましょう!

ピアス穴を塞ぐ方法は2通り

耳を抑えている女性

ピアス穴を塞ぐ方法は、下記の2通りです。

  1. 自然治癒
  2. 手術

自然治癒または手術でピアス穴を塞ぐ方法や、向いている人、閉じるまでの期間などを詳しくご紹介していきます。

ぜひ、どちらの方法がご自身に向いているのかを考えながらご覧ください!

1.自然治癒でピアス穴を塞ぐ

ピアスを外している女性

自然治癒でピアス穴を塞ぐ方法は、言葉通り「身体が自然に傷を修復しようとする力」を利用した塞ぎ方です。

ピアスを外したまま過ごし、ピアス穴が塞がるのを待ちましょう。

ここで大切なのが、毎日の洗浄です。

ピアス穴の洗浄は、泡立てた石鹸をピアス穴に乗せ、水やお湯で洗い流すだけでOKです。

ピアス穴を洗浄しないと汚れが溜まり、ピアス穴の化膿や、ピアス跡が目立つ原因になります。

自然治癒でピアス穴を塞ぐ場合は、ただピアスを外して放置するだけでなく、毎日の洗浄も必ず行いましょう!

自然治癒が向いている人

自然治癒でピアス穴を塞ぐ方法が向いているのは、以下のような人です。

  • ピアス穴が小さい(1mm〜2mm)
  • ピアス穴が安定する前の人
  • ピアス穴は安定しているが、時間に余裕がある人
  • 跡が残っても気にならない人

前述したように、自然治癒は「身体が自然に傷を修復しようとする力」を利用した塞ぎ方です。

そのため、特に向いているのが、ピアス穴が小さい人や、ピアス穴が安定していない人

ピアス穴が安定していても、時間に余裕がある人は、自然治癒でゆっくり塞ぐことができます。

また、自然治癒でピアス穴を塞ぐと、凹んだようなピアス跡が残ります。

ピアス跡には個人差がありますが、ピアス跡が気にならない人は、自然治癒で塞ぎましょう。

ピアス穴が塞がるまでの期間

自然治癒でピアス穴が塞がるまでの期間は、半年〜1年程度で塞がる場合が多いです。

また、ピアスを開けた直後や、ファーストピアス・セカンドピアスをつけている人なら、1週間もせずに塞がる場合もあります。

ただし、自然治癒でピアス穴を塞ぐ場合は、塞がるまでの期間に個人差があります。

特に、長期間ピアス穴を開けていた人や、自然治癒力が遅い人は、塞がるまでに3年、5年、10年かかる場合もあります。

そのため、早くピアス穴を塞ぎたい方は、病院で塞ぐことをおすすめします。

2.手術でピアス穴を塞ぐ

病院のエントランス

手術でピアス穴を塞ぐ方法は、病院で外科処置をしてもらう塞ぎ方です。

手術方法としては、ピアス穴を切開して皮膚を縫い合わせ、約1週間後に抜糸する方法が一般的です。

手術をしてもピアス穴を開ける前の完璧な状態に戻すことはできませんが、自然治癒よりも綺麗にピアス穴を塞ぐことができます。

また、手術の場合に気になるのは費用面ですよね。

ピアス穴を塞ぐ手術は保険が適用されないため、手術費用は全額自己負担になります。

ピアス穴の大きさ・ピアス穴の数・病院によって異なりますが、小さな穴で2万円〜3万円大きな穴で8万円〜10万円ほどの費用がかかります。

手術が向いている人

手術でピアス穴を塞ぐ方法が向いているのは、以下のような人です。

  • ピアス穴が大きい(5mm以上)
  • ピアス穴を長期間開けている人
  • ピアス穴に傷や膿みがある人
  • 顔などの目立つ場所にピアス穴がある人
  • ピアス穴を早く塞ぎたい人

ここで挙げた人は、自然治癒でピアス穴を塞ぐことが難しい人です。

ピアス穴が大きい人は、自然治癒で穴を小さくすることはできますが、ピアス穴を完全に塞ぐには手術をしないといけません。

また、ピアス穴を長期間開けている人は、自然治癒力がうまく働かない場合が多いので、手術を行うことをおすすめします。

さらに、ピアス穴に傷や膿みがある人顔などの目立つ場所にピアス穴がある人も、ピアス穴の皮膚がトラブルになりやすいため、手術を行いましょう。

そして、手術の場合は自然治癒よりも早くピアス穴が塞がるため、ピアス穴を早く塞ぎたい人にも手術をおすすめします。

ピアス穴が塞がるまでの期間

手術でピアス穴が塞がるまでの期間は、3ヶ月〜半年程度で塞がる場合が多いです。

手術では費用面は気になりますが、自然治癒よりも早くピアス穴が塞がります。

手術でピアス穴を塞ぐ場合の期間も個人差はあります。

しかし、自然治癒と比べると、完全に塞がるまでの期間は、手術の方が圧倒的に短いと言えます。

ピアス穴を閉じた後によくあるQ&A

はてなマークの画像

ここまで、ピアス穴を塞ぐ方法についてお伝えしてきました。

しかし、ピアスを閉じた後にも、ピアス穴の跡や開け直しなどを気にされる方が多いようです。

そこで、最後にピアス穴を閉じた後によくある疑問についてお応えしていきます。

Q1.ピアス穴の跡は消えないの?

ピアス穴の跡は、最も気になる方が多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、一度開けたピアス穴の跡は完全には消えません。

しかし、ピアス穴が完全に閉じてからある程度の時間が経つと、ほとんど目立たなくなる場合が多いです。

自然治癒でピアス穴を閉じた方は、完全にピアス穴が閉じてからさらに3年や5年など、時間が経つにつれて目立たなくなります。

一方、手術でピアス穴を閉じた方は、2年〜3年ほどで目立たなくなります。

どうしてもピアス跡が気になる場合は、レーザー治療で目立たなくすることも可能です。

Q2.閉じた後のしこりが気になる…

この悩みは、自然治癒でピアス穴を閉じた方に多いかもしれません。

ピアス穴を閉じた場所にしこりができる原因は、ピアスにより傷ついた皮膚や細胞が硬化したことにより発生します。

しこりは基本的に悪いものではないので、安心してください。

そのまま放置していれば、しこりは自然と無くなりますが、気になる場合は手術で取り除くことが可能です。

しかし、しこりに痛み・発熱・膿みなどの症状がある場合は、危険な状態ですので、すぐに病院へ行きましょう。

Q3.閉じたピアス穴は開け直してもいい?

閉じたピアス穴の開け直しは、基本的にNGです

しかし、どうしてもピアス穴を開け直したい場合は、以下3点に注意して開け直しましょう。

注意①穴が塞がってから最低1ヶ月待つ

ピアス穴が塞がっても、傷口が残っている場合があります。

そのため、ピアス穴が塞がってから最低1ヶ月は期間をおいて開け直しましょう。

注意②同じ場所に開けない

ピアス穴を閉じて数年が経過していても、内部の皮膚はそのままになっている場合が多いです。

その状態で同じ場所にピアスを開けると、化膿する恐れがあるため、大変危険です。

そのため、同じ場所には開けないことをおすすめします。

注意③しこりがある場合は避けて開ける

しこりがあるとピアッサーが貫通しづらく、無理に開けようとすると、化膿したり痛みを伴う場合があります。

そのため、しこりがある場合は避けて開け直してください。

ただし、しこりは手術で取り除くこともできるので、一度病院へ相談してみることをおすすめします。

ピアス穴の状態や費用と相談しながら、塞ぐ方法を決めましょう!

ビーズのピアス

この記事では、ピアス穴を塞ぐ方法や、閉じた後のよくある疑問などについてお伝えしてきました。

自然治癒では費用が一切かからないというメリットがありますが、手術では塞がるまでの期間が短いというメリットがあります。

また、ピアス穴の跡は完全には消えませんが、手術やレーザー治療で目立たなくすることも可能です。

自然治癒で塞ぐか、手術で塞ぐかは、ご自身のピアス穴の状態や費用と相談しながら考えてみてくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。