「向こう側が見えるほどではないけれど、ピアスホールを少しだけ大きく広げたい」
ピアスを楽しんでいる方の中には、このように、少しだけピアスホールを拡張したい時がありますよね。
ピアスホールを少しだけ大きくするなら、1ゲージ大きいピアスをつけて広げる方法がおすすめです。
そこでこの記事では、ピアスホールを少しだけ大きくする方法や、拡張の際に必要なものをご紹介してきます。
目次
ピアスホールを拡張する前に
まずはピアスホールを拡張する前に、2つの注意点をお伝えしていきます。
ピアスホールを大きくする際の基礎知識になりますので、必ず確認しておいてくださいね!
安定したピアスホールで行う
「ピアスホールの拡張」というと、向こう側まで見えるほど広げるイメージがありますよね。
今回のように「少しだけ大きく広げたい」という場合でも、ピアスホールの拡張ということになります。
そこで必ず注意していただきたいのは「安定したピアスホール」で行うこと。
ピアスホールが安定していない状態で拡張すると、炎症や肉芽など、トラブルが起こる可能性があります。
そのため、ピアスホールを開けたばかりの方は、まずピアスホールを安定させてから拡張を行いましょう。
拡張は無理せず1ゲージずつ
次にお伝えしたい注意点は、「ピアスホールの拡張は無理せずに1ゲージずつが基本」ということです。
「ゲージ(G)」とは、ピアスのシャフト(軸)の太さをさします。
ゲージは偶数で構成されており、20Gが一番細く、数字が小さくなるにつれて太くなっていきます。
たとえば、一般的なピアスは20G〜18G、ファーストピアスや海外製ピアスは16Gのものが多いです。
そのため、
普段18Gのピアスをしている方は16Gへ
普段16Gのピアスをしている方は14Gへ
というように、1ゲージずつ拡張するのが基本となります。
ピアスホールの拡張は、皮膚への負担がとても大きいため、無理せず慎重に行っていきましょう!
参考|ゲージサイズ表
前述でもあったように、ピアスを拡張する際、ピアスの太さを表す「ゲージ(G)」が必ず出てきます。
そこで、ゲージサイズ表を用意しました。
ご自身が大きくしたいサイズがミリ単位でわかるので、ピアスホールを大きくする際の参考にしてみてくださいね!
ゲージ(G) | ミリ(mm) |
---|---|
20G | 0.8mm |
18G | 1.0mm |
16G | 1.2mm |
14G | 1.6mm |
12G | 2.0mm |
10G | 2.4mm |
8G | 3.2mm |
6G | 4.0mm |
4G | 5.0mm |
2G | 6.0mm |
0G | 8.0mm |
00G | 10.0mm |
ピアスホールを少しだけ大きくする方法
それではさっそく、ピアスホールを少しだけ大きくする方法をお伝えしていきます。
最初にお伝えしたように、ピアスホールを少しだけ大きくするには、今よりも1ゲージ大きいピアスをつけて広げていきましょう。
必要なもの
- 今より1ゲージ大きいボディピアス
- ワセリン
ピアスホールを少しだけ広げるには、ボディピアスを使います。
ボディピアスを使う理由は、ゲージサイズが豊富なことと、キャッチ部分が突き出ていないためつけっぱなしに向いているからです。
また、ワセリンはピアスの滑りを良くし、拡張中のピアスホールを保湿するために使用します。
手順
- ピアスにワセリンを塗る
- ワセリンを塗ったピアスを、ピアスホールにゆっくり入れる
- キャッチをつけて2週間以上つけっぱなしにする
手順はとても単純ですよね。
お風呂上がりの皮膚が伸びやすい時に行うと、ピアスをスムーズにつけられます。
また、最初は少しきつく感じるかもしれませんが、数日で馴染んでくるので心配はありません。
1ゲージ大きいピアスを2週間以上つけっぱなしにして、浸出液や痛みなどがなければ、拡張成功です。
もし拡張中に浸出液が出たり痛みがある場合は、一旦拡張するのをやめて元のサイズのピアスに戻しましょう。
まとめ
今回の記事では、ピアスホールを少しだけ大きく広げる方法についてお伝えしてきました。
今よりも1ゲージ大きいピアスを使って、慎重にピアスホールを広げていきましょう!
もし浸出液や痛みがある場合はトラブルの原因になるため、無理せずに様子を見ながら拡張してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!