自分の好きなデザインの指輪を作ってみたい!
大切な人と一緒に、結婚指輪を手作りしたい!
など、これから指輪作りを始めたいあなたにとって、指輪の手作りキットはまさに救世主!
手作りキットは材料と道具が揃っているので、届いたその日から指輪作りが始められます。
この記事では、指輪作りの目的に合わせて、おすすめの指輪手作りキットをご紹介していきます。
もちろん、難易度や価格、上手に作るコツなどもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
指輪の手作りキットは目的から選びましょう!
指輪の手作りキットは、通販や手芸ショップで購入できます。
でも、作り方や素材の違いでさまざまな手作りキットがあるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
購入者の中には、「思い通りのデザインにならなくて失敗した…」なんてことも。
だからこそ、指輪の手作りキットは指輪作りの目的から選びましょう!
指輪作りの目的は、大きく2つに分けられます。
- 目的1/大切な記念の指輪を作りたい!
- 目的2/趣味で指輪を作りたい!
それではさっそく、おすすめの手作り指輪キットを目的別にご紹介していきます!
大切な記念の指輪を作りたい方はコレ!
結婚指輪やペアリングなど、大切な記念の指輪を作りたい!
そんな方には、2種類の指輪手作りキットをご紹介します。
- 形を整える系
- 粘土系
この2種類の手作りキットは、金属の指輪を作ることができます。
大切な記念となる指輪は、シルバーや真鍮などの金属系にしたいですよね。
金属の指輪作りはハードルが高いイメージがありますが、ハンドメイド初心者でも簡単に作れるキットをご紹介します!
形を整える系
シンプルなデザインでいいから、大切な記念の指輪を簡単に作りたい…!
そんなあなたにおすすめなのが「形を整える系」の指輪手作りキットです。
指輪の作り方はとても簡単。8割ほどできあがっている指輪を付属のハンマーで叩き、ご自身の指のサイズに調整するだけ。
価格は10,000円〜40,000円程度が多いですが、素材によって大幅に変動します。
メリットは、簡単に作れること!
指輪の形を整えるだけで完成するので、手先に自信がない方でも安心して作ることができます。
デメリットは、デザインの自由度が低いこと。
刻印やストーンなどを入れることができないので、デザインは非常にシンプル。
その代わり、ハンマーで叩いた”跡”が、世界に1つだけのデザインとなります。
粘土系
作業が難しくても大切なのは愛!好きなデザインの指輪が作りたい…!
そんなあなたにおすすめなのが「粘土系」の指輪手作りキットです。
“クレイシルバー”という粘土で指輪の形を自由に作り、焼成することでシルバーの指輪が完成します。
価格は10,000円以下が多いので、学生カップルさんでも手を出せそうな価格です。
メリットは、自由にデザインできること!
素材が粘土なので、リングの形や細さ、刻印など、ご自身が作りたいデザインを作ることができます。
デメリットは、サイズの調整が難しいこと。
焼いて硬化する際に粘土が縮むので、初めての方には少し難易度が高いかもしれません。
本番の指輪を作る前に、一度練習をしてちょうどいいサイズをみつけましょう!
趣味で指輪を作りたい方はコレ!
趣味や自分用で、完全オリジナルの指輪作りに挑戦したい!
そんな方には、3種類の指輪手作りキットをご紹介します。
- ビーズ系
- レジン系
- ロストワックス系
この3種類の手作りキットは、デザイン自由度が高く、素材によってさまざまな表情の指輪を作ることができます。
そのため、ご自身がイメージする指輪のテイストに合わせて指輪手作りキットを選んでいきましょう!
ビーズ系
ポップなテイストから上品なものまで…
幅広いデザインの指輪が作りたい!
そんなあなたにおすすめなのが「ビーズ系」の指輪手作りキットです。
作り方はさまざま。
テグスを使って輪から作ったり、リング台にパーツを組み合わせたりして、様々なデザインの指輪を作ることができます。
価格はビーズによって異なりますが、安価なビーズなら1,000円以下から購入可能です。
メリットは、幅広いデザインができること!
テグスの結び方、パーツの付け方、ビーズの色などを組み合わせることで、ポップなデザインから品のあるデザインまで作ることができます。
デメリットは、ビーズによっては安っぽく見えてしまうこと。
ただ、デザイン次第ではポップで可愛らしくも見せられるので、デザインを研究してみてくださいね!
レジン系
風景画のような、芸術的なデザインの指輪が作りたい!
そんなあなたにおすすめなのが「レジン系」の指輪手作りキットです。
作り方は、モールドと言われる型にUVレジン液を流し込み、UVライトで硬化します。
価格は、キット単体だと2,500円程度ですが、指輪のモールドが付属しているキットが現状ありませんでした…。
指輪のモールドは100円ショップでも売っているので、作りたいデザイン・サイズのモールドを購入することをおすすめします。
メリットは、芸術的なデザインができること!
UVレジン液を流し込んだ際にラメを入れたり、染色したり、お花を詰めたりすることで、さまざまな表情のデザインができます。
デメリットは、太陽光によって黄色く変色してしまうこと。
これはUVレジン液の特徴で、特に染色をしていない透明なデザインだと変色が目立ちます。
変色が気になるようでしたら、気を取り直して作り直しましょう!
ロストワックス系
職人のように、本格的な指輪が作りたい…!
そんなあなたにおすすめなのが「ロストワックス系」の指輪手作りキットです。
作り方は、硬めのロウソクのようなワックスを削って指輪の原型を作り、外注で鋳造してもらいます。
鋳造とは”指輪の原型にゴールドやシルバーを流し込んで固めること”です。
価格は、必要な工具が多いため高価です。
メリットは、職人のように本格的な指輪が作れること!
ロストワックスはプロが使う素材。
自由な造形はもちろん、ゴールドやプラチナなどを使用した本格的な指輪を作ることができます。
デメリットは、作業の工程が難しいこと。
工具の使い方やワックスを削る作業など、慣れるまではたくさんの練習が必要です。
ロストワックスの指輪作りに挑戦する際は、気合いと根性で頑張りましょう!
指輪を手作りする注意点は?
- 制作環境を整えましょう!
- 指輪の保管場所をつくりましょう!
- 工程が難しいものは予備の準備を!
手作りキットで指輪を作るということは、もちろん自宅で作業しますよね。
その上で指輪を手作りする際の注意点を3つお伝えします。
作り方によって、材料や工具は異なりますが、机や周りの物が汚れてしまう場合があるので、作業スペースを整えてから作業をはじめましょう!
また、指輪は小さい物なので、作業途中や完成後に「見失った…」とならないように指輪の保管場所も作ってあげてくださいね!
そして粘土系やロストワックス系などは、慣れていないと思い通りのデザインにすることが難しいです。
手作りキットの状態でも充分な材料は入っていますが、作りたい量に応じて予備の材料を確保しておくことをおすすめします!
指輪を上手に作るコツは?
- 完成イメージを思い描く!
- 工程が難しいものは練習しよう!
指輪を上手に作るコツは2つ。
まずは完成イメージを思い描くこと!
最初に指輪作りの目的を2パターンに分けたのはこのためです。
大切な記念のための指輪なら、その指輪を渡したい人はどんな指輪が似合うのか、指のサイズはどれくらいなのか。
自分用・趣味のための指輪なら、どんなテイストのデザインが作ってみたいか。
ご自身の完成イメージをはっきりさせることで、本当に必要な手作りキットが明確になり、イメージに近い指輪を作ることができますよ!
また、粘土系やロストワックス系などの作業が難しいものは、本番前に何度か練習をすることをおすすめします。
手作りキットには作り方動画が付属していることもあるので、ぜひ活用してみてくださいね!
まとめ
この記事では、指輪作りの目的に合わせて、おすすめの指輪手作りキットをご紹介しました。
あなたの目的や完成イメージに合った手作りキットは見つかったでしょうか?
工程が難しいものもありますが、手作りの指輪には作ったあなたの想いが、きっとこめられています。
ご自身が作りたいものや、プレゼントしたい相手を想って、失敗を恐れずに指輪作りにチャレンジしてみてくださいね!