指輪が回るけど抜けない!うっ血する時の対処法・放置しても平気?

指輪が回るけど抜けない…!
指輪が抜けなくてうっ血している…!

こんな時は放置せず、すぐに指輪を抜くことが大切です。

もし指輪を抜かずに放置すると、大切な指輪やあなたの指を切断することになってしまいます…

そんな事態を避けるために、今回の記事では、指輪が回るけど抜けない時の対処法をご紹介。

さらに、うっ血する時の対処法や、うっ血を放置する危険性もお伝えしていきます。

焦らず、ゆっくり指輪を抜いていきましょう!

指輪が回るけど抜けない!対処法5選

指輪をつけている画像

「指輪が回るけど抜けない…!」という時、まずはここでご紹介する5つの対処法を試してみましょう。

また、5つの対処法は基本的な方法から順にご紹介しています。

ぜひ、1番から順番にお試しくださいね!

1.リラックスして指輪を抜く

指輪を抜く一番の対処法は、とにかく脱力してリラックスすることです。

ただし、無理をして外そうとすると指が腫れてしまいます。

指輪が抜けない場合は、いさぎよく2番の対処法へ進みましょう!

リラックスして指輪を抜くイラスト
  1. 指輪をしている手をしっかり脱力
  2. 関節が自然に曲がって関節のシワが伸びる
  3. 指輪を持ち上げながらくるくる回して指輪を抜いていく

2.石鹸・クリームで指輪を滑らせる

次に、石鹸やハンドクリームなどの滑りを利用して、指輪を抜いていく対処法です。

ヌルヌルするものであれば、オイルや洗剤などでも代用できます。

また、洗面台で作業する場合は、排水溝に指輪を落とさないように注意しましょう!

石鹸・クリームで指輪を滑らせるイラスト
  1. 石鹸の泡やハンドクリームを、指輪と指の間になじませる
  2. 指輪を回しながら、ゆっくり動かす

3.手をあげてむくみ解消

ここからは、指のむくみを解消することで指を細くして、指輪を抜きやすくする対処法です。

手を心臓より上に挙げることで手の水分や血液が下へ移動するため、むくみが解消され、指が細くなり、指輪を抜くことができます!

手をあげてむくみ解消のイラスト
  1. 手を心臓より高い位置に挙げる
  2. 高い位置のまま、手をぶらぶら動かす
  3. 約5分後、指のむくみがとれたら指輪を抜く

4.輪ゴムでむくみ解消

3番と同様にむくみを解消する対処法ですが、手をあげた後に行うことで、より効果が得られやすいです。

輪ゴムの反発力を感じながら、グーパー運動を行いましょう!

輪ゴムでむくみ解消のイラスト
  1. 親指に輪ゴムを引っ掛ける
  2. 人差し指の手の甲側→中指の手の平側→薬指の手の甲側の順番で指の間に輪ゴムを通す
  3. ゴムの最後を小指に引っ掛ける
  4. ゴムを通した状態で、グーパー運動を約10回行う
  5. 指のむくみがとれたら、指輪を抜く

5.糸で指を補正する

むくみ解消でも指輪が抜けない場合は、指の太さを補正する対処法を試しましょう。

糸は裁縫で使う糸で構いませんが、たこ糸や平らなリボンがあると望ましいです。

またこの対処法は、時間をかけすぎるとうっ血してしまうため、手早く行っていきましょう!

糸で指を補正するイラスト
  1. 指先から手首の方向で、指輪と指の間に糸を通す
    (通した糸はそのまま垂らしておく)
  2. 指先側にある糸を、指輪の根元から指先に向かってぐるぐる巻いていく
  3. 垂らしておいた糸を指先の方向へぐるぐる動かしていく
  4. 糸と一緒に指輪が動き、指輪が抜ける

どうしても指輪が抜けない時の対処法

5つの対処法を試したけど、やっぱり指輪が抜けない…!

そんな時の最終手段は、指輪の切断です。

消防署・病院・ジュエリーショップなどで指輪を切断してもらえます。

病院・ジュエリーショップは時間が限られていて有料ですが、消防署は24時間無料で、指輪の切断に対応してくれます。

どうしても指輪が抜けなくて困っている時は、消防署で指輪を切断してもらいましょう。

でも、せっかくの指輪を切断するのはとても残念ですよね。

本当に困っている時の対処法として、ご参考ください!

うっ血する時の対処法

指輪が食い込んでいる画像

指輪が回るけど抜けずに、うっ血してしまうこともあります。

うっ血を放置すると、細胞が壊死してしまうことも…。

指輪でうっ血する時は、まずご自身の指の状態を把握して、冷静に対処していきましょう。

ここでは、大きく2つの状態に分けて、うっ血する時の対処法をご紹介します。

指先の色が赤色〜青紫色の場合

  1. 手をあげてむくみ解消
  2. 輪ゴムでむくみ解消
  3. 消防署で指輪を切断

うっ血によって、指先が赤色から青紫色に変色している場合、まずはむくみ解消をして指輪を抜いてみましょう。

むくみ解消で指輪を抜く対処法は、前述の「指輪が回るけど抜けない!対処法5選」でご紹介しています。

また、それでもうっ血が治らず、指輪が抜けない場合は、消防署で指輪を切断してもらいましょう。

指の腫れや痛みがひどい場合

  1. 消防署・病院で指輪を切断

うっ血によって、指がひどく腫れたり痛みがある場合は、指輪を切断するしかありません…。

腫れや痛みの原因が、骨折や内出血などの可能性もあるため、ジュエリーショップではなく、消防署か病院をおすすめします。

また、うっ血が進行すると細胞が壊死する恐れがあります。

指の腫れや痛みがひどい場合には、とにかくすぐに消防署・病院へ連絡しましょう!

うっ血の放置は危険!

さきほどからお伝えしているように、うっ血が進行すると細胞が壊死する恐れがあります。

細胞が壊死した場合、指を切断しないといけません。

指輪を切断するより、もっとつらいですよね…。

うっ血は、指がSOSを出しているサインです。

もし指輪でうっ血している時は、絶対に放置せず、すぐに対処してくださいね!

指輪が回るけど抜けない時・うっ血する時のまとめ

ペアリングの画像

この記事では、指輪が回るけど抜けない時の対処法を中心に、うっ血する時の対処法・うっ血を放置する危険さなどをお伝えしました。

指輪が回るけど抜けない時、まずは5つの対処法を試しましょう。

それでも指輪が抜けない時や、うっ血がひどい時には、指輪を切断しなければなりません。

結婚指輪やペアリングなど、大切な指輪を切断するのは、重い選択ですよね…。

ましてや、うっ血を放置して指を切断、という事態はもっと避けたいです…。

ご自身の大切な指輪と指がいつまでも無事であるために「指輪が抜けない!」と感じたらすぐに対処していきましょう!