「ファーストピアスの期間っていつまで着けているのが正解なの?」
ファーストピアスを装着する期間は
もちろん個人差があります。
自分の適切な期間はどれくらいでしょうか。
今回はファーストピアスを外すタイミングや
逆に外してはいけない期間について
ご紹介いたします。
目次
ファーストピアスを外してはいけない期間
ファーストピアスを外すことができるまでの期間は
一般的にはロブ(耳たぶ)で1か月~3か月程度という意見が多いです。
セカンドピアス以降
完成するまでだと半年から1年ほど。
軟骨の場合だと更に半年ほど
完成までに1~2年はかかります。
そもそもファーストピアスは
ピアスホールを安定させて
完成に近づける一歩手前の
状態を作るためのピアスです。
傷の治りが早い人もいれば
遅い人もいるので個人差があります。
そのため、人によっては1週間もあれば
安定してしまうことも…!
しかし、そんな人もいるというだけで
1週間で安定までするのは
とても珍しい話だと思います。
最低でも1か月、不安であれば3か月は着けたままにするのがベストでしょう。
なぜ早い期間で外してはいけない?
ピアスホールというのは簡単にいうと傷です。
ピアスホールが安定する、といえるのは
ホールの内側に薄皮ができて
傷が治ってきている途中段階です。
無理やりピアスを入れ替えたときに
その薄皮がまた傷になり…
これを繰り返してしまうと
いつまで経っても完成することができません。
また、外した状態で時間が経つと
少しの時間ですぐに塞がってしまいます
ホールを安定するために、適切なケアをしつつ
ファーストピアスを常時着けておくのが
非常に大事なことなのです。
ファーストピアスを外してもいいタイミング
「ファーストピアスの期間も過ぎたし、そろそろセカンドピアスにしようかな」
期間を過ぎただけでは、まだ外すのは危険です!
きちんと安定しているか
その確認をして問題なければ
初めて外してもいいタイミングといえるでしょう。
- ピアスホールに痛み、痒みがない
- 分泌物や膿がでて腫れていない
- 外した時、正面からみてホールが
内側にへこんでいる
この3つがクリアできていれば、安定しているので
セカンドピアスに付け替えることができます。
このときも傷つけないように
気を付けて装着しましょう。
痛み、痒みがない
ファーストピアスを着けていて
痛みや痒みがあるときは
まだ外すべきではありません。
ピアスホールの傷が回復しかけていて
痒みが出てしまうことがあります。
この時は基本触らず、冷して紛らわせるなど
傷を広げないようにしましょう。
それでも痒みや痛みがある場合
・金属アレルギーが反応している
・ファーストピアスのシャフトが合っていない
ということが考えられます。
金属アレルギーを起こしてしまっている時は
チタン製やステンレス製のピアスにすると改善することがあります。
また、シャフト(耳に通している部分の長さ)が
短いとキャッチの部分が圧迫してしまい
痛めてしまっていることもあります。
キャッチを緩める、または少しでも調子がいい時に
少し長めのサイズのものに差し替えてみると改善することもあります。
分泌物や膿がでて腫れていない
上記と同じような理由にはなりますが
黄色い分泌物や血が出ている時はもちろん
膿がたまって腫れている時は
・金属アレルギーを起こしている
・治りかけている過程
・ケアを怠っている
・引っ掛けたりして傷がついている
上記が原因として考えられます。
分泌物がサラサラとしている時は
傷が治りかけていてこれから安定していくため
適切なケアをしていれば問題ありません。
まずは日々の洗浄をしっかりと行い
ピアスホールに負担を掛けないよう
気を付けて生活してみましょう。
べとべとしていたり臭いが出ているものは
膿んでいる可能性があります。
日々の洗浄とは別に、自宅でできる処置として
ホットソークをするという手段があります。
- 清潔な容器に38~40℃のお湯と
小さじ4分の1の天然塩を入れる - 適温を保ちながら15分ほど患部を
お湯に漬け、最後にシャワーで流す
安く売っている精製塩や岩塩ではなく
天然塩でやるのがポイント。
1日1回、1週間くらい続けると
次第に改善していきます。
それでも治まらないときは
危ない状態になっている可能性があるので
皮膚科などでしっかり見てもらいましょう。
外した時、正面からみてホールが内側にへこんでいる
ここまで特に問題なければ
一旦外してみましょう。
きちんとファーストピアスの
適切な期間を過ぎていれば
すんなりと外すことができます。
後ろのキャッチが固くて外れないときは
手前部分を動かさないように
キャッチをくるくる回しながら
ゆっくり引き抜いてください。
ここで無理してしまうと
折角できた薄皮に傷がついてしまうので
痛くなる前にキャッチのBになっている
穴を左右に広げて緩めるなどすると
簡単に外せるので試してみてください。
外すことができたら
鏡でホールを確認しましょう。
ホールが内側にへこんでいれば
安定しているといえる状態です。
その後しっかり完成するために
できるだけすぐにセカンドピアスに
付け替えてください!
ファーストピアスの期間を早めるには
「少しでもファーストピアスの期間を早めたい!」
そんな方も数多くいますよね。
ファーストピアスを外すタイミングでも
お伝えした通り
きちんと適切なケアをして
ファーストピアスの期間を着けたまま過ごす
これが結局、一番の近道になります。
日々の洗浄としては
お風呂などで石鹸を泡立てて
優しく包み込むように洗ってください。
また、消毒液を使うのは
患部に強い刺激を与えてしまうので
普段は洗浄のみで留めましょう。
・キャッチなどで圧迫していないか
・シャフトサイズは適切か
・素材に問題はないか
この3点も期間を早める大事な要素です。
無理に痛めたり清潔に保つことを怠ると
更にファーストピアスを着ける期間が
長くなってしまいます。
これらに気を付けておけば
いつの間にかホールが安定していますよ!
まとめ
今回はファーストピアスの期間について
まとめてみました。
結論としては1~3か月は
ケアを怠らずに耐えましょう。
急がば回れ、です!!
適切な処置をして
いろんなピアスでおしゃれできるよう
頑張りましょう!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。