ファーストピアスを卒業した後に、セカンドピアスをつける人が多くみられますが、なぜ必要なのか、そもそも本当に必要なのか疑問に思う方もいると思います。
今回は、セカンドピアスの必要性について解説していきます!
目次
セカンドピアスは必要?
結論から言うと、セカンドピアスは絶対に必要というわけではありません。
セカンドピアスは、ピアスホールをきれいに完成させる役割を果たしてくれますが、ファーストピアスのままピアスホールを完成させることももちろん可能です。
しかし、ピアスホールの完成には人によりますが半年から1年ほどかかります。
このような長期間ずっと着用したままだと、衛生面での不安が出てくると思います。
ファーストピアスとセカンドピアス両方使ってピアスホールを完成させる場合、それぞれ4週間から6週間ずつはつけっぱなしにすることが望ましいと言われていますが、ファーストピアスを完成まで着用し続けるよりは、衛生的にも安心でしょう。
また、ファーストピアスは一度外したらもう一度つけることが難しい場合が多いです。
ファーストピアスをピアスホールが完成するまでの期間(ピアッシングから半年から1年)に外したら、もしくは外そうと考えているのならばセカンドピアスの着用をおすすめします。
ファーストピアスとセカンドピアスの着用期間は合計で2か月から3か月程度ですが、その後完成までの期間はピアスホールに負担をかけない程度にファッションピアスを着用することが出来ます。
その期間もセカンドピアスがあると便利な場合もあるので後ほど解説します。
セカンドピアスを使うメリット
セカンドピアスはとりあえず持っていて損はありません!
先ほど解説した衛生面以外にもメリットがあるので、紹介します。
好きなデザインのものを選べる
ファーストピアスは、シンプルで地味なものが多いですよね。
しかし、セカンドピアスはファーストピアスに比べてデザインが豊富です。
「セカンドピアス」という名称で販売されているものでなくても、セカンドピアスとして適した特徴のピアスでも代用できるため、選択肢が広がります。
約1か月つけっぱなしにする必要はありますが、好きなデザインのピアスをつけることが出来るだけで気分が違いますよね!
ピアスホールが狭くなるのを防ぐ
セカンドピアスを卒業してからと言って、すぐに捨てないでください!
セカンドピアスは、ファッションピアスよりも太めに作られており、またファーストピアスとは違って一度外しても簡単にもう一度つけることが出来ます。
セカンドピアスを卒業してからピアスホールの完成までの間、寝るときや1日家で過ごしたりなどピアスをつける予定のない日にセカンドピアスとして使っていたピアスを着用することで、ピアスホールが狭くなったり、ふさがってしまうのを防止してくれます。
ピアスホールは、完成するまでは簡単にふさがってしまうのです。
もちろん、ピアスホールが完成してからも、ピアスホールの維持のためにセカンドピアスがあると非常に便利です。
セカンドピアスが必要ない人とは?
ピアッサーでピアスを開けた人は、衛生面などを考えてセカンドピアスを使うことをおすすめしますが、ニードルでピアッシングをした人はあまり必要ありません。
ニードルでピアッシングをした場合、ピアスホールの完成まで1か月から3か月程と、ピアッサーよりもかなり短いです。
しっかりとケアさえすれば、この程度ならつけっぱなしでも問題ないでしょう。
もちろん、ニードルであけた場合でもピアスホールの完成までにファーストピアスを外そうと考えている人はセカンドピアスが必要になるので要注意です!
セカンドピアスに適したピアスとは?
ピアス選びを間違えてしまうとセカンドピアスとしての役割を果たしてくれません。
したがって、以下の条件をクリアしているピアスを慎重に選んでください。
- ポストの長さが16ゲージ以上
- ポストの長さが10mm~12mm以上
- ポストがまっすぐ(直線)
- ゴールド・プラチナ・チタンなどのアレルギーが起こりにくい素材
先述した通り、セカンドピアスはピアスホールをきれいに完成させるために必要なものです。
したがって、ピアスホールをしっかりと安定させてくれるものである必要があります。
ファッションピアスは、太さが20ゲージ、長さが9mm程度のものが多いため、それよりも太く、長いポストのピアスを選んでください。
フープピアスなど、湾曲したポストのピアスを使うと、ピアスホールも曲がって完成してしまうので避けましょう。
また、セカンドピアスを着用する期間はまだピアスホールの皮膚は不完全であり、とてもデリケートです。
そのため、金属アレルギーを発症しにくい素材のものを選びましょう。
まとめ
今回は、セカンドピアスの必要性について解説しました。
ピアッサーでピアッシングした場合は、絶対に必要というわけではありませんが、メリットもいくつかあるので使って損はありません。
ピアスホールが完成してからも使えますしね!
ニードルでピアッシングした場合はあまり必要ありませんが、ピアスホールの維持を考えるとセカンドピアスと同じような特徴のピアスを持っていてもいいかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!