セカンドピアスの素材まとめ!安い・安全など素材別に特徴解説!

セカンドピアスとは、ファーストピアスを4~6週間着用した後に、ピアスホールを完全に安定させるために着用するピアスです。

セカンドピアスもファーストピアスと同じくらいの期間付けたままにする必要があります。

ファーストピアスとは違い、自分の好みのピアスを選ぶことが出来ますが、ピアス初心者の方にとってはどのような素材、どのような特徴のものを選べばよいのかわからないのではないでしょうか?

セカンドピアスの素材に気を付けるべき理由

ピアスホールが完全に安定するには半年から1年かかります。

まだピアスホールが不完全な時期に着用するセカンドピアスが粗悪な品質の素材のものだと、金属アレルギーの発症などのトラブルの原因になってしまいます!

金属アレルギーは、金属から溶け出した金属イオンが毛穴や皮膚などを通して体内のたんぱく質と結合し、結合によって変性した新たなたんぱく質を体が異物とみなしてかゆみや化膿などの症状が現れるものです。


また、金属アレルギーを発症するきっかけの8割はピアスだと言われています。

したがって、金属が溶け出しにくい素材、つまりイオン化しにくい素材を選ぶ必要があります。

セカンドピアスに適した素材

先ほど紹介したように、金属アレルギーを発症しにくい、イオン化しにくい素材を紹介します。

ゴールド

ゴールドは、非常にイオン化しにくい素材です。

しかし、ゴールドの純度に注意です。

純金は、その名の通り金しか含まれていませんが、18金は25%、14金は41.6%割り切んを使用しています。

含まれている金以外の金属で金属アレルギーを起こす可能性もあるので、純金、もしくはできるだけ純度の高いものを選ぶと良いでしょう。


メッキ製品は、コーティングがはがれやすく、下地に使われている金属でアレルギーを起こす可能性があるので避けた方が良いです。

プラチナ

プラチナは、現在最も流通量の多い低アレルギー金属です。

プラチナもイオン化しにくいため、金属アレルギー防止に適した素材です。

したがって、セカンドピアスの素材にも適しているでしょう。


一つ要注意なのは、現在流通しているプラチナ製のアクセサリーは、9割プラチナ、1割他の金属という割合で製造されているものが多いです。

この1割の金属が不安という方は避けた方が良いかもしれません。

チタン

今紹介したゴールド、プラチナはイオン化しにくいため「金属アレルギー防止」という観点からはセカンドピアスの素材としては適していますが、高価であり、少し重いという難点もあります。

重すぎるとまだ不完全なピアスホールには負担が大きくなる可能性もあるので要注意です!


対して、チタンは安価で軽い素材です。

チタンの特徴としては、空気に触れると「酸化被膜」という膜ができるため、素材が溶け出してアレルギーが起こる心配がありません!

チタンは、歯のインプラントや人工骨にも使われるほど安心な素材です。

しかし、ここで要注意!

チタンを選ぶ際は「純チタン」を選びましょう。

「合金チタン」はその名の通り、鉄やアルミニウムなどの他の金属も含まれているため、金属アレルギーを起こす可能性があります。

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他にもステンレスはチタンと同様に酸化被膜を作るため素材が溶け出す心配はありませんが、酸に弱いので汗をかいた際には注意が必要です。

セカンドピアスには避けた方が良い素材

NG積み木

イオン化しやすい、金が繁殖しやすいなどセカンドピアスに適さない素材を紹介します。

ニッケル

ニッケルは金属アレルギーの原因ナンバーワンの金属です。

非常に酸に弱く、イオン化しやすい素材です。

実は、アクセサリーだけでなく日常生活で目にする銀色のものはほとんどニッケルが使用されています。


セカンドピアスの素材選びの際だけでなく、日常生活でもニッケルに注意してみてください。

コバルト・クロム・銅

この3つの金属もイオン化しやすいため、セカンドピアスの素材としては適していません。


農林水産省で定義されているミネラルであり、これらを多く含む食品なども多くあるため安心化と思われがちですが、セカンドピアス装着時のピアスホールは不完全でとてもデリケートなのでアレルギーを起こす可能性が大いにあります。

シルバー

シルバーは、イオン化しにくく金属アレルギーを起こす心配はありません。

しかし、皮膚に癒着しやすいという特徴があります。


不完全なピアスホールにシルバー製のピアスを装着すると、外す際に皮膚を傷つけて結果的にピアスホールの完成を遅らせてしまう可能性があります。

樹脂・プラスチック・シリコン

これらの素材はもちろん金属アレルギーの心配はありません。

しかし、雑菌が繁殖しやすいという特徴があります

セカンドピアスもファーストピアス同様つけっぱなしにしておく必要があるので、非常に不衛生です。

雑菌の繁殖が皮膚トラブルにつながる恐れもあります。

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このように、セカンドピアスに適していない素材のものを着用すると、ピアスホールにトラブルが生じ、完成が遅れてしまいます。

セカンドピアスを選ぶ際には素材に注意しましょう!

その他のセカンドピアスを選ぶ際の注意点

先述した通り、セカンドピアスはピアスホールを完全に安定させるために必要なものです。

したがって、軸が太く長いものを選びましょう。

また、ずっとつけっぱなしにするため、日常生活で邪魔になったり、引っかかったりしないような小ぶりのものを選びましょう。

ピアスが引っかかるとピアスホールを傷つける恐れもありますし、重いものだと、まだ不完全なピアスホールに負担がかかりトラブルにつながる場合もあります。

まとめ

おしゃれピアス

セカンドピアスは、アレルギーが起こりにくく、肌に優しい素材のものを選ぶべきであるということをお伝えしました。

ピアスホールの完成には皮膚のトラブルは一番の大敵です!

金属アレルギーを防ぎつつ、セカンドピアスでしっかりピアスホールを安定させて、おしゃれを楽しんでください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。